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American Needle(アメリカンニードル)/帽子ブランド紹介

帽子のブランドを思い浮かべてみると、帽子「も」販売しているブランドが多く、帽子専門のブランドは意外と少ないことに気づきます。

日本でも有名な帽子ブランドといえば、キャップで有名なNEW ERA(ニューエラ)の一強で、他では最近見かけることが増えた'47(フォーティーセブン)などでしょうか。


キャップといえばベースボール、ベースボールといえばアメリカ!

ということで今回は本場アメリカでニューエラに次ぐ人気を誇るヘッドウェアブランド、
AMERICAN NEEDLE(アメリカンニードル)を紹介していきたいと思います。








■歴史

アメリカンニードルは、1918年、縫製針の輸入業者として設立。

家族経営の企業として創業すると、すぐに帽子のメーカーとなり、
シカゴの北側にある工場で、熟練した仕立て屋、型紙製作者、ミシン作業員、針子を雇い、あらゆる種類の帽子を製造し始めました。

ブルーオーシャンを開拓すべく、新たなスタイルの帽子を生み出すことに情熱を注ぎます。


1946年、アメリカンニードルはメジャーリーグの人気球団、シカゴ・カブスに、選手たちが試合中に着用している野球帽を一般向けに販売することを持ち掛け、同意を得ることに成功します。

当初、カブスのオーナーは「選手が身に着けている帽子を欲しがる人などいるのだろうか」と、訝しげな様子だったと言われていますが、実際に売り出したところ1日で即完売。

すぐに第2弾を売り出しますがこちらは初回よりさらに早く売り切れました。

この成功を皮切りにMLB、NFL、NHLなどアメリカ全土のスポーツチームと提携し、公式モデルのキャップを製造・販売、
アメリカでは誰もが知るキャップメーカーとして地位を確立します。

当時のアメリカンニードルが新たな挑戦を試みていなければ、レプリカキャップやチームロゴのデザインされたキャップを被るというファッション・文化は存在しなかったかもしれません。



人気のニューヨーク・ブラックヤンキース「NY」ロゴ


創業から100年以上、4世代にわたってヘッドウェア製造業界をリードし続け、世界中の帽子好きに愛されるブランドです。




■特徴

アメリカンニードル最大の特徴は、キャップから醸し出されるレトロな空気感。

他のブランドにはない、ボディ全体と刺繍糸の絶妙な色使いから見た瞬間に伝わってくる、オシャレな抜け感とヴィンテージ感が魅力のブランドです。


実際に手に取ってみると、コットン生地の帽子はスタイルによってボディのウォッシュ加工具合も違い、ロゴに使用される刺繍糸の質感、アジャスターやツバ裏、普段着用していて見えない部分のタグ全てに至るまでクオリティが高くオリジナリティ溢れるデザインで、細部へのこだわりが感じられます。


また、野球チームを中心に通好みでマニアックなロゴアイテムが多く、それら一つ一つが非常にリスペクトを感じられるデザインになっています。


内タグひとつとっても絵になる。


■シリーズ

主要なスポーツリーグや企業、メーカーのライセンスを取得しているほか、30を超えるデザイン特許を取得。


中でもやはり野球には強く、
メジャーリーグ・マイナーリーグの歴史を辿るロゴ復刻シリーズが人気です。

特に人気の高いニグロリーグをはじめとし、数々の伝説的な野球リーグ・球団ロゴを取り扱っており、その中ではNPB(日本プロ野球)球団や在米日本人・日系アメリカ人球団のコレクションも多数取り扱われています。


他にもホッケーやゴルフなどのスポーツ系ロゴアイテムがあります。
スポーツ以外では、
アメリカ各地の州旗や山、公園
ビールやコーラを中心とした飲料・食料メーカー
自動車メーカー、レースイベントやサーキット
楽器メーカー、バンド・ミュージシャン、音楽イベント
名作映画のデザインなど
幅広いジャンルのロゴアイテムを取り扱っています。

もちろん、オリジナルデザインや無地の帽子もバリエーション豊富です。


アメリカンニードルオリジナルデザイン。左3点:Foodie Slouch 右:Tiki Micro Slouch


■スタイル

帽子の形状やロゴ・プリントの配置、色の組み方などでそれぞれにカテゴリ分けがされており、80種以上ものスタイルが存在します。

今回はその中から人気の高いスタイルをご紹介。

Ballpark

フロントにロゴ刺繍、カーブバイザー、芯なしの6パネル、軽めのウォッシュ加工。 最もベーシックな定番ローキャップ。


写真:NEW YORK Block Ballpark


Micro Slouch

Ballparkと全く同じ仕様で、フロントがミニロゴになっています。トレンド感のある人気のアイテム。


写真:CALI Micro Slouch


Hapcat

ほとんどBallparkと同じ仕様ですが、フロントがワッペンで、後部のアジャスターの形状が異なります。


写真:MILB Hepcat LA ANGELS


Archive

こちらもBallparkと同じ仕様ですが、強めのウォッシュ加工がかかったスタイル。フロントにダイカット刺繍が採用されています。


写真:DALLAS EAGLES ARCHIVE


400

フラットバイザー、芯ありのしっかりとしたフロント、スナップバック。所謂ベースボールキャップ。


写真:ARCHIVE 400 Baltimore Black Sox



他にバケットハットやニットキャップ、Tシャツなどのアパレルアイテムも生産されています。



着用 左:MILB Hepcat LA ANGELS 中:Smokey Bear New Raglan 右:CALIFORNIA Twill Screen Bucket



今回はAmerican Needle(アメリカンニードル)をご紹介しました。

ヴィンテージライクでアメリカでは大人気ですが、まだまだ日本では知名度の低いアメリカンニードル。
気になった今こそ、マニアック&老舗ならではの確かなクオリティの高さで、ひとつ先を行くオシャレを楽しんでみてはいかがでしょうか。

ほとんどがサイズ調整可能なフリーサイズ、幅広いファッションスタイルに合わせやすいので、女性にもかなりオススメのブランドです。



追記:サイドロゴについて

これまでアメリカンニードルのキャップには基本的に、他のブランドのベースボールロゴキャップによくある、左のこめかみ辺りに刺繍された小さいブランドロゴ刺繍がありませんでした。

しかし昨年の秋ごろから、ブランドミニロゴがサイドに刺繍されたキャップが入ってくるようになりました。


頭文字「A」と「N」を組み合わせたオシャレなロゴデザイン

全ての商品にサイドロゴが付き始めたというわけではないですが、新たに入荷したキャップのほとんどがサイドロゴ付きに変更されているので、今後はこれがスタンダードになっていくのかな?という感じです。

あくまで「かな?」に留めているのは、公式のアナウンスが無いためです(苦笑)
サイトやインスタなどもサイドロゴ無しの写真で更新されているので、未だなんとも言えない状況。。。

とはいえ、海外ブランドのこれぐらいの予告のない仕様変更は、よくある話です。

当店では、このような仕様変更があった場合、しっかりと画像などの情報を最新の状態に更新したうえで入荷しておりますので、商品ページをご確認のうえ、安心してご購入ください!

※サイドロゴのある/なし等を選べるというわけではございませんのでご注意ください※



以上、スタッフ田和がお送りしました。
オシャレな帽子と素敵な1日をお過ごしください( `ー´)ノ